MEGA地震予測は当たらない?口コミ評判と使ってみた感想を書きます!
MEGA地震予測のことを初めて知ったのは、北海道胆振地方で震度7という大地震が起きた後でした。
MEGA地震予測を行っているJESEA(地震化学探査機構)の会長、村井俊治氏によると、今年6月頃から、北海道の胆振地方で地表の沈降に気づき、大地震につながる恐れがあることを注意喚起していたというのです。
文部科学省の地震調査委員会では、この地域で30年以内に震度6以上の地震が起きる確率は26%以下という予測をだしていたのに対して、唯一、村井俊治氏は北海道の地震を予測していたことになります。
もしこれが本当であるならばすごいことだなと思い、MEGA地震予測のことを調べてみました。
ここではMEGA地震予測について、どんな仕組みで予測しているのか、本当に当たるのか、口コミ評判はどうなのか、詳しく検証してみたいと思います。
そもそもMEGA地震予測ってなに?どうやって地震予測するの?
MEGA地震予測というのは、国土地理院(国土交通省に置かれる特別機関)が全国1,300ヶ所に配置する「電子基準点」で得られたGPSデータを活用した地震予測方法のことです。
要は、全国1,300か所から集めたGPSデータで地表が垂直、水平にどれくらい動いているのかを分析し、その動きによって地震発生を予測するのがMEGA地震予測なんですね。
地表というのは常に変動していて、通常時であれば1、2週間の間に1cm~2cm上下移動しています。
これに対して地震が起きる前というのは、地表が4cm以上移動することを村井氏が発見したのですね。
このMEGA地震予測によって、今年6月ごろから北海道胆振地方の地表が沈降していることがわかり、注意喚起していたのです。
MEGA地震予測の実績
MEGA地震予測は、今回の北海道地震の予測以外にも、いくつも震度5以上の地震を予測的中しています。
例えば、まだ記憶に新しい2016年4月に起きた熊本地震。
最大深度7、死者250人以上という甚大な被害をもたらした地震でした。
この地震直前に村井氏は、「熊本・鹿児島で顕著な沈降傾向が見られる」と注意喚起しています。
また、同年10月に発生した鳥取地震でも警告を発しています。
現に、MEGA地震予測で異変を察知した地域で、地震が起きなかったケースはわずか9%。
半年以内に90%以上の確率で震度5クラスの地震が起きている、というのです。
しかし、その中には悔しい経験もあったとのこと。
2016年1月北海道浦河沖で起きた震度5弱の地震。
この地震が起きる2週間前まで注意喚起をしていたが、直前で取り下げてしまったというのです。
これがきっかけとなり、より詳細なGPSデータが必要と思った村井氏は、NTTドコモと共同して、新しい電子基準点を設置するようになったのです。
まだ一部の人しか知らないMEGA地震予測
きっと最近まで、MEGA地震予測なんて知らなかったという人も多いでしょう。
まして北海道に注意喚起がだされていたことなんて、ほとんどの人は知らなかったと思います。
もしこれが大々的に知れ渡っていたら、なにかしらの対策ができて、ここまで死者がでることはなかったのかもしれません。
しかし、皮肉にも震災が起きてから知れ渡ることになりました。
MEGA地震予測を運営しているのは、「地震化学探査機構」という地震予測を行っている1つの会社にすぎません。
そもそも会長である村井俊治氏は、地震の専門家ではなく、もともとGPSを使った測量工学が専門の人なんですね。
測量工学の世界では世界的権威と言われるほど実績がある人ですが、そんな畑違いの人が地震予測をしていることから、地震専門家や学会からは厳しい目が向けられているのが現状のようです。
また、MEGA地震予測は有料情報であるということも、一般に情報が拡散されない理由だと思います。
要するにMEGA地震予測にお金を払っている人しか、情報がいかないのですね。
この点は、人命がかかっていることなので疑問点を感じるところです。
MEGA地震予測は信用できる?口コミ評判を調べてみた
ここではMEGA地震予測は本当に信用できるのか、口コミ評判を紹介したいと思います。
村井先生の最新のMEGA地震予測(9月5日発行分)は、こうなっていたはずです。これで予測を的中させたと言えるのでしょうか? 単に日本中に出していた予測円の端っこ(あるいは外れてる?)で地震が起きただけのように見えますが。 pic.twitter.com/crWz8u09jh
— 上川瀬名 (@Yokohama_Geo) 2018年9月6日
よく当たる(笑)ことで有名なMEGA地震予測さん、今回も安定の精度wwwwww pic.twitter.com/59Gj5ujqlQ
— やんくん@気象垢 (@yankuntenki) 2018年9月6日
すげぇなMEGA地震予測
— 静かな町の住民 (@ishikawataroo) 2018年9月5日
的中はんぱねぇ
将来的に石川県に首都移転とかありえるんじゃね?
地震とか台風とか自然災害に強いし
熊本地震受け「MEGA地震予測」で新たに加わった警戒ゾーン(週刊ポスト) 赤かぶ https://t.co/PM8UvWqoQ1 pic.twitter.com/086D2M5lnA
mega地震予測は昔から日本全土警戒予測してるけど、データ上そういう結果なら仕方ないと思うけど、もう少し精度上げることは出来ないんかな。
— メヌキヮ (@menukiwa) 2018年9月6日
ピンポイントで地震当てるのは影響要素多過ぎで相当難しいだろうけど。
MEGA地震予測の要注意マップと、AI予測の要注意マップ、だいぶ差があるところが多いがどうなんだろう。
— ddityon (@ddityon2) 2018年9月13日
例えば稚内や埼玉、石川のあたりは片方では危険度低いけどもう片方では要注意、とか。
備えるに越したことはないんだが、覚悟というものがね、、
ずっと気になってたけどメルマガだからめんどくて入ってなかった東大名誉教授村井先生のMEGA地震予測を北海道地震を機に入会してみた。これは先生もツイッターでおっしゃってるので話しちゃうと、3段階の警戒レベルのうちの2にあたる、要注意エリアで、震源は地盤の高さに変化が出ているエリアでした
— まいこ (@maikotokyoto) 2018年9月10日
今年5月のMEGA地震予測。おお~~!入ってるよ。 pic.twitter.com/Shwdt0KfBE
— 田澤 洋子 (@tazawayouko) 2018年9月6日
北海道の地震、大丈夫か心配。
— アニサマ戦士 (@7VUNXv9dyGE2ikG) 2018年9月5日
台風、地震とここ最近
自然災害が多く他人事じゃないと
思う今日この頃。
どこに住んでいようと備えは
あるに越したことないですね。
しかし、MEGA地震予測凄い pic.twitter.com/0r2uuISlmp
MEGA地震予測は見事すぎて逆に感心するレベル
— hiro (@hiro_SG_1104) 2018年9月6日
いかがでしょうか?
一部批判的な声もありますが、多くの方が注目をしているのがわかります。
MEGA地震予測による今、危険が高い区域
最新のMEGA地震予測によると、今現在(9月15日)、もっとも危険な区域は東京・神奈川・静岡東部になっています。
ここ最近、東京周辺で地表の異常変動が集中していることから、大きな地震がくる可能性が高いとしています。
前々から首都直下型地震が来ることは予測されていますが、MEGA地震予測でも同じく危険視しています。
次に危険な区域として予測されているのが、徳島を中心とした四国地方。
こちらは南海トラフという断層があり、こちらも以前から危険視されている場所です。
MEGA地震予測は、危険区域をマップで見ることができます。
要警戒地域、要注意、要注視といった3段階の危険レベルで表示されているので、わかりやすいです。
MEGA地震予測の情報を得たいという方は会員登録
MEGA地震予測は、月額350円の会員になることで情報を得ることができます。
MEGA地震予測の信ぴょう性については正直なんとも言えませんが、私も月額350円ならとりあえずいいかという感じで入会してしまいました。
MEGA地震予測はWEB版とアプリ版があります。
WEB版で会員になる場合は、初月無料で利用することができます。
1つ注意点は、WEB版とアプリ版で会員情報の互換性がないということ。
WEB版で会員になった場合、アプリ版を使おうと思っても再登録をしないと使えないので注意してください。
機能的にはどちらも同じなので、初月無料であるWEB版のほうがお得ではあります。
結局、MEGA地震予測ってどうなの?
今回、北海道地震を予測的中したことでMEGA地震予測が注目されていますが、結局、地震予測があろうとなかろうと、もはや日本中どこでも地震が起きる可能性はあるわけです。
私たちは常に地震による被害を受けるリスクがあるということを認識する必要があります。
最新のMEGA地震予測の情報からすると、私が住んでいる栃木県は危険区域には入っていません。
でも、防災セットを準備したり、地震が起きた時のシミュレーションを行っています。
もしいまだに地震対策ができていない人は、防災セットから準備してみてはいかがでしょうか。
防災セットは種類が多くて迷ってしまうと思いますが、だいたい内容はどれも同じです。
どれを選んだらいいかわからないという人は、防災士監修の防災セットであれば間違いないでしょう。
防災士監修の防災セットについて詳しく知りたい方は、こちらのホームページをご覧ください。